オークス予想ポイント(2022.5.22 更新)
レースの特徴
2021年は3着に16番人気のハギノピリナが入ったので、3連単配当が50万を超える大荒れなレースとなりました。ただ過去10年で1番人気が8回複勝圏内に入っており基本的には固いレースといえそうです。
桜花賞と比べて距離が1600mから2400mと800mと大きく延長されることもレース予想の一つのポイントです。不確定要素が大きいので、低人気の馬でも上位を虎視眈々と狙ってくるでしょう。ほとんどの馬が桜花賞とフローラステークスを使ってくるので、その上位組から予想を組み立てることになりそうです。
コース形態
スタートは正面の直線のやや左側から。スタート後は1コーナーを目掛けて約350m平坦な直線を走ります。
1コーナーから2コーナーにかけても平坦で、向正面の約450mのバックストレッチを通って、第3コーナー手前で緩い上り坂となり、第4コーナーにかけては下り坂。
最終直線の距離は525.9mと長く途中から高低差2.1mのなだらかな上り坂があることが特徴です。
オークスの各種データ
2012年からの複勝圏に入った馬のデータを参考
有利な枠
1枠 5枠 7枠
※ただし7枠については13番が4回、14番が3回に対して15番枠は0回。
活躍している産駒の父馬
ディープインパクト産駒の活躍が目立ちます。対してリーディング上位にいたキングカメハメハの産駒は2016年のチェッキーノのみと厳しい傾向があります。
桜花賞から距離が伸びることで、スタミナ豊富なゴールドシップ産駒が狙い目と言えそうです。
活躍している父系統
毎年サンデーサイレンス系が複勝圏に絡んでいます。サンデーサイレンス系の父を持つ馬から予想を組み立てるとよさそうです。
馬体重
複勝圏に入った馬の最大馬体重は514kg、最小馬体重は416kg。
馬体重の前走比
前走からの馬体重増減の最大比は+12Kg、最小比はー10Kg。
前走出走レース
次の重賞から参戦してくる馬が好成績を上げています。
- 桜花賞(G1)組 16回
- フローラステークス(G2) 8回
- 忘れな草賞(L)3回
ほとんどの馬が桜花賞とフローラステークスを使ってオークスに臨んでくるため参考程度となりますが、前走桜花賞を使っていた馬が30頭中16頭、フローラステークスを使っていた馬が8頭複勝圏となっています。忘れな草賞組も成績がよいので注意が必要です。
有利な脚質
各コーナーを4番手から9番手辺りを通過した先行馬が好成績。各コーナーで先頭を走っていた馬が複勝圏内に入っていないので、逃げ馬には厳しいレースとなっています。
所属
関東で開催されるレースですが、関西馬が57%、関東馬が43%で関西馬がやや有利な傾向があります。偏りがないので例えば関西馬を軸にしたら、残りの二頭を関東馬、関東馬もしくは関東馬、関西馬のように二対一の割合で選ぶと良いかもしれません。
オークスのデータまとめ
オークスのデータをまとめると
- 有利な枠は1、5、7枠
- ディープインパクト、ゴールドシップ産駒は出走するのであれば抑えたい
- サンデーサイレンス系を中心に
- 前走桜花賞組及びフローラステークス組は抑えたい
- 逃げ馬は厳しい、先行馬有利だが追い込みでも届きそう
- 関東のレースだが、関東、関西ともに大きな差はなさそう
以上のことを参考に馬券予想の参考にしてみて下さい。
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