秋華賞予想ポイント(2022.10.16 更新)
レースの特徴
秋華賞は、まだ歴史が浅いためクラシック競争とは言われませんが、桜花賞、オークスと共に制すれば牝馬3冠馬と呼ばれるレースとなっています。近年ではデアリングタクトやアーモンドアイが3冠馬となり、競馬ファンも大きな盛り上がりを見せていました。
今年もドゥラメンテを父に持つスターズオンアースが3冠を取れるかが注目ですね。毎年良績を上げているサンデーサイレンス系の馬も少なくなってきており、今後どの系統の種牡馬が活躍してくるかも気になるところです。
コース形態
京都競馬場改修のため、今年も阪神競馬場の内回り2000mで行われます。
正面スタンドのやや右寄り付近からスタートし、1コーナーまでの距離は325mです。
そのまま内回りコースを一周し、最後の直線はAコースで356.5mでBコースで359.1。ゴールまで残り200mで120の間に1.8mの勾配があり急坂となっています。
開催前半でAコース、後半でBコースが使用されているようです。
秋華賞の各種データ
2012年からの複勝圏に入った馬のデータを参考
キングカメハメハ産駒の3着率が高い!
キングカメハメハ産駒の3着率が高いことに注目です。2017年から2020年に出走していないにも関わらず、近年10年で4年も3着に入っています。
以下が過去10年の出走状況です。
- 2021 アンドヴァナラウト 3着 アールドヴィーヴル 7着 サルファーコスモス 12着
- 2020 出走なし
- 2019 出走なし
- 2018 出走なし
- 2017 出走なし
- 2016 エンジェルフェイス 16着
- 2015 マキシマムドパリ 3着 トーセンビクトリー 8着 レッツゴードンキ 17着
- 2014 タガノエトワール 3着
- 2013 ティアーモ 13着 セレブリティモデル 16着
- 2012 アロマティコ 3着 ハワイアンウインド 13着
このようにキングカメハメハ産駒が出走してきたら3着付けで買うと面白いかもしれませんね。
有利な枠
6枠、7枠が有利となっていますが、内枠も有利な傾向があります。
活躍している産駒の父馬
ディープインパクト産駒が4割複勝圏に絡んでいます。
活躍している父系統
サンデーサイレンス系が過去10年間で毎年2頭複勝圏に入っています。
馬体重
複勝圏に入った馬の最大馬体重は508kg、最小馬体重は414kgです。
馬体重の前走比
前走からの馬体重増減の最大比は+20Kg、最小比はー12Kgです。
馬体重を10kg以上増やした馬が、好成績を上げているので注目したいところ。3歳の夏を越して成長した馬がいい結果をみせていますね。
前走出走レース
4年連続でオークスからの直行組が優勝しています。ローズS組も過去10年で9年、複勝圏に入っているので買い目に入れておきたいですね。
有利な脚質
中団待機した差し馬に良績が目立ちます。軸馬は差し馬から選ぶと良いでしょう。
逃げ馬は、重賞を2勝したミッキーチャームとヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナが2着に入っていますが、その他は複勝圏には入っていません。コース的には逃げ馬に良績があるようですが、秋華賞では軸馬には不向きと思われ、抑え程度にしておくと良さそうです。
所属
関西で行われるレースで、関西馬が80%、関東馬が20%と関西馬が優勢となっています。
秋華賞のデータのまとめ
秋華賞のデータをまとめると
- 有利な枠は内枠
- 近年4年連続でオークスからの直行組
- ローズS組が多く絡んでいる傾向
- 関西馬が80%と優勢
- 馬体重が前走より10Kg以上増えていると良い
- サンデーサイレンス系が毎年2頭複勝圏に入っている
- キングカメハメハ産駒の3着率が高い
以上のことを参考に馬券予想の参考にしてみて下さい。
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