菊花賞(G1)のデータを分析 穴馬は2勝クラスの勝ち馬!

菊花賞予想ポイント(2022.10.21 更新)

レースの特徴

クラッシック3冠目の位置づけになる菊花賞。長距離の3000mというレースで、血統的に距離が長い春の活躍馬が天皇賞(秋)へ向かったり、近年の長距離G1の評価の低さからもレースレベルは春クラシックと比べると若干劣る印象があります。

ただ菊花賞を勝った馬はその後の大きなレースでも活躍することが多く、今後の活躍を占う意味でも競馬ファンとしては注目したいレースのひとつです。一生に一度のクラシックであるためフルゲートになること多くまた全ての出走馬が未知の距離となるので、予想が難解な面白いレースと言えるのではないでしょうか。

コース形態

     

京都競馬場改修のため、今年も阪神競馬場で行われます。

向正面の直線の左側からスタートします。3000mと長距離ですが、外回りコースは使用せず内回りコースのみ約一周半ほど回ります。

コーナーを6回通過し、最後の直線はAコースで356.5mでBコースで359.1。ゴールまで残り200mで120の間に1.8mの勾配があり急坂となっています。

菊花賞の各種データ

2012年からの複勝圏に入った馬のデータを参考

2勝クラスの勝ち馬が複勝圏に入ることが多い!

  • 2013 3着 バンデ 兵庫特別(1000万以下)
  • 2014 3着 ゴールドアクター 支笏湖特別(1000万以下)
  • 2017 3着 ポポカテペトル 阿賀野川特別(1000万以下)
  • 2018 3着 ユーキャンスマイル 阿賀野川特別(1000万以下)
  • 2020 2着 アリストテレス 小牧特別(2勝クラス)
  • 2021 3着 ディヴァインラブ 木曾川特別(2勝クラス)

2012年からだけを見ても、これだけの馬が複勝圏に入っています。

三連系の馬券を買うのであれば2勝クラスの馬は抑えておきたいですね。

有利な枠

2枠、7枠が好成績を収めています。

活躍している産駒の父馬

ディープインパクト産駒とエピファネイア産駒の活躍が目立ちます。

前年タイトルホルダーを出したドゥラメンテ産駒も、これから伸びてきそうで注目したいです。

活躍している父系統

サンデーサイレンス系とロベルト系の活躍が目立ちます。

馬体重

複勝圏に入った馬の最大馬体重は536kg、最小馬体重は430kgです。

馬体重の前走比

前走からの馬体重増減の最大比は+12Kg、最小比はー8Kgです。

長距離のレースなだけに、大きな馬体重の増減には注意が必要です。

前走出走レース

神戸新聞杯組が15頭、セントライト記念組が7頭とこの2レースが複勝圏の多くを占めています。

2勝クラス勝ちを絡めて3連系で狙うと高配当も期待できそうですね。

有利な脚質

内回りコースであるため、先行馬に良績が目立ちます。軸馬は先行馬から選ぶと良さそうです。

ゴールドシップのように後方2番手からロングスパートで追い込みが決まった例はありますが、基本的には極端な追い込み馬にはきついレースとなっています。

所属

関西で行われるレースで、関西馬が83%、関東馬が17%と関西馬が優勢となっています。

菊花賞のデータのまとめ

菊花賞のデータをまとめると

  • 有利な枠は2枠
  • 前走神戸新聞杯組とセントライト記念組が活躍
  • 関西馬が複勝率83%と優勢
  • 馬体重の増減は少ない方が良い
  • サンデーサイレンス系の活躍馬が多い
  • 2勝クラス勝ち馬も2着、3着付けで狙いたい

以上のことを参考に馬券予想の参考にしてみて下さい。

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