エリザベス女王杯予想ポイント(2022.11.10 更新)
レースの特徴
昨年は伏兵のアカイイトが勝利し、3連単の配当が339万馬券と大荒れとなったエリザベス女王杯。但し昨年を除けば1番人気の馬が勝ち切ることが少ないものの、人気上位馬が複勝圏内に絡むことが多く、人気上位馬のマルチで買えば3連単10万配当が狙えるレースとなっています。
勝ち馬には差し馬が多く、近年では瞬発力が豊富なサンデーサイレンス系が主に活躍しています。今年もキズナ産駒やゴールドシップ産駒等が出走するので、馬券を考える上でサンデーサイレンス系を進んで狙っていきたいところです。
コース形態
京都競馬場改修のため、今年も阪神競馬場の2200m(内回り)で行われます。
正面スタンドの右端(外回りコースの4コーナー付近)からスタートし、1コーナーまでの距離は525mです。
そのまま内回りコースを一周し、最後の直線はAコースで356.5mでBコースで359.1。ゴールまで残り200mで120の間に1.8mの勾配があり急坂となっています。
開催前半でAコース、後半でBコースを使用。
エリザベス女王杯の各種データ
2012年からの複勝圏に入った馬のデータを参考
前年出走馬が熱いリピーターレース! 前年出走馬の複勝圏内に入ることが目立ちます。 以下が過去10年の出走状況です。
- ラッキーライラック 2019 1着 2020 1着
- ラヴズオンリーユー 2019 3着 2020 3着
- クロコスミア 2018 2着 2019 2着 2020 2着
- モズカッチャン 2017 1着 2018 3着
- ミッキークイーン 2016 3着 2017 3着
- ヌーヴォレコルト 2014 2着 2015 2着
- ラキシス 2013 2着 2014 1着
今年は前年覇者であるアカイイトに注目です。その他では、前年5着と健闘したイズジョーノキセキも前走の府中牝馬Sでソダシを破っており、今年浮上してきそうな勢いを感じます。
有利な枠
3枠、6枠、8枠が好成績を収めています。外枠でも活躍しており十分注意が必要です。
活躍している産駒の父馬
ディープインパクト産駒の活躍が目立ちます。その他にも、サンデーサイレンスを親に持った種牡馬がまんべんなく活躍しています。
活躍している父系統
サンデーサイレンス系が過去10年間で毎年2頭以上複勝圏に入っています。
馬体重
複勝圏に入った馬の最大馬体重は522kg、最小馬体重は428kgです。
馬体重の前走比
前走からの馬体重増減の最大比は+16Kg、最小比はー10Kgです。
前走出走レース
前走で府中牝馬Sと秋華賞を使ってきた馬が良績を残しています。
- 府中牝馬S 13回
- 秋華賞 6回
- オールカマー 3回
2015年以外は全て府中牝馬S組が絡んでいるため、府中牝馬S組を中心に馬券を組み立てると良さそうです。
有利な脚質
中団待機した差し馬に良績が目立ちます。軸馬は差し馬から選ぶと良さそうです。 1番手から4番手を進んできた先行馬も複勝圏内に残りやすい傾向があるので、抑えで買い目に入れておきたいところです。
所属
関西で行われるレースで、関西馬が87%、関東馬が13%と関西馬が優勢となっています。
軸馬は関西の有力馬がお勧めです。
エリザベス女王杯のデータのまとめ
エリザベス女王杯のデータをまとめると
- 有利な枠は3枠、6枠、8枠
- 関西馬が87%の複勝圏と圧倒的に有利
- 前走府中牝馬S組と秋華賞組が好成績
- サンデーサイレンス系が毎年2頭以上複勝圏に入っている
- 馬齢は特に3歳から5歳が活躍。4歳馬が特に優勢
- リピーターレースなので前走複勝圏に入った馬は抑えたい
- 前走8着以下の馬は不振のため軸ではなく抑えまでにしたい
以上のことを参考に馬券予想に役立ててみて下さい。
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