外国産種牡馬考察 マイボーイチャーリー

今回は、2021年8月8日の新潟3R3歳未勝利に出走したメイショウシルトの父マイボーイチャーリーについて馴染みがなかったので調べてみることにしました。現役時代はアイルランドやフランスで活躍した競走馬だったようです。

生産地  アイルランド

生年   2005年

供用開始 2009年

戦績 9戦4勝 短距離

主な勝ち鞍  

    モルニ賞 (仏G1)
    アングルシーS(愛G3)

血統  父 Danetime  父父 デインヒル(デインヒル系)

      母 Dulceata    母父 ルション(ネヴァーベンド系)

マイボーイチャーリーが制したモルニ賞は前回紹介したシャラーも制しているフランスのG1レースですね。過去にはブラッシンググルームも制している150回続く伝統のあるレースなので、このレースを勝てると評価が高いのかもしれませんね。

ただ供用されて大分経っているのにも関わらず日本では馴染みのない種牡馬ですし、正直なぜこの競争成績で今更この種牡馬の産駒を日本に連れてきたのだろうと思いましたが、その産駒を調べてみたらその理由が分かりました。

産駒のシスターチャーリーがアメリカのレースBCフィリー&メアターフを含むG1を6連勝、G1計7勝を挙げる凄まじい活躍をいていたみたいです。エクリプス賞最優秀芝牝馬に選出されており海外競馬に詳しい方には有名な存在だったのでしょうね。このような産駒が生まれる可能性があるのであれば馬主の立場ならつけたくなるのも納得です。

その他の産駒にも2014年のアメリカのG1ヒヴァリーSを勝ち、2016年のカドバイターフで2着になったユーロシャリーンや、2016年のオーストラリアのG1コーフィールドCを勝ったジャメーカやG1インビテーションステークスを勝ったビーグッドトゥヤマザーがいます。種牡馬としてオーストラリアでも産駒が活躍しているようです。

日本での産駒は現時点でボクハチャーリー(2014年生まれ、既に抹消)とメイショウシルトしかおらず、中央では1勝も挙げることが出来ていないので非常に苦戦していますね。海外の産駒は中距離で活躍している傾向がありますが、中央ではデータが少なすぎて活躍する傾向が分からないですね。まずは日本で走っているメイショウシルトに最初の勝利を期待したいです。

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